葵会の吉村でございます。
ピンクリボン、がん患者さんに音楽イベントで元気を届けたい!」プロジェクトにご支援をいただきました事、心よりお礼申し上げます。
4月30日(日)アルカスSASEBOイベントホールで「ピンクリボン支え愛コンサート」が実施され無事終了いたしました。
コンサートは7チームと2団体、計145名が出演し、またロビー啓発ブースでは12企業・団体・機関計58名が参加しました。
ロビーは多種のサービスを提供するため、コンサート開始の2時間前にオープン、市内3病院の認定看護師による「がん医療相談」、企業による「乳がん患者用下着」「人口乳房」「医療用ウィッグ」等の展示ほか「マッサージ」「エステ」(一般は有料、患者は無料)のサービスが提供されました。
がん診療連携拠点病院等には「がん相談支援センター」が設置されているが、なかなか足を運ぶまでに至らなかったり、そのような機関の存在をご存じない方もいらっしゃる。特に、女性特有のがんについてはデリケートな問題も多く誰にも相談できず、ひとりで悩んでいる方も少なくないのが現状です。
この音楽イベントを通じて、相談支援体制を知り情報提供を受けることで、患者さんとそのご家族等のQOLの向上を目指すことを最大の目的といたしました。
相談者にロビー奥にスクリーンで間仕切りをして、2室を設置しましたが、時折満室になり廊下の休憩スペースを利用する時間帯もありました。また、楽屋の1室は、乳がん患者用下着や人口乳房の試着室とし、こちらも数名の利用者がありました。
コンサート自体は、チケットを前売りさせていただきましたのである程度のご来場は予想できました。ただし相談や試着コーナーは、場所柄利用者が想定できず、正直心配をいたしましたが、まずまずの成果があったといえるようです。
また後日談として、抗がん剤治療患者さん用「タオル帽子」を展示をご覧になった方から、近所の方(治療中)に差し上げたいので分けてもらえないかとの連絡がありました。タオル帽子プレゼント事業を開始した当法人としては、うれしい限りでございます。
今後は、患者さんサポートを中心に活動していきます。早速ですが、6月「街の保健室」を開設し、このイベントに協力してくださった看護師さんを長崎からお招きし「リンパ浮腫ケアとアロマの活用法」と題したセミナーを開催。お話のあとはアロマ入りのバスボム作り、お茶とおしゃべりタイム等を予定しています。
イマイチ元気が出ないサバイバーさんが、本来のご自分を取り戻せるきっかけになる活動を続けていきたいと思っています。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

医療相談スタッフの皆様

日本エステティック協会様

さくらリバース治療院様

長崎県民信用組合様

ワコールリマンマ様

ワールドグローブ様

マザーワート様

葵会小物販売

健康づくり課(乳がんシコリ体験)

アモエナ様(人工乳房)

朝長佐世保市長様ご来場

aura・も里様(医療用ウイッグ)

司会:永野智子さん

相談コーナー(緩和ケア看護師)

NPO葵会代表:吉村市代

Better Days

小松屋バンド

FUNK STATION

ビートル兄弟

ZERO

コーロ・チェチリア

東翔高校吹奏楽部

東翔高校吹奏楽部